『背中の右側』に痛みがみられる病気・障害
背中の右側を中心に痛みを感じる場合に、発生している可能性のある病気や障害を紹介します。
特に「肝臓」や「胆嚢(たんのう)」など、からだの右側にある臓器の障害において良く見られます。
現れる症状の内容や程度には個人差がありますので、あくまで参考とするに留めてください。
病名をクリックすると、病気の詳しい解説ページに移ります。
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肝臓に炎症が起きたもの(肝炎)や、肝臓にできる悪性腫瘍(肝臓がん)。
【主な症状・特徴】
- 背中や腰の右側の痛み
- 眼、皮膚、体液が黄色っぽく変色する(黄疸)
- 発熱、食欲不振、吐き気、だるさ、腹痛など風邪に似た症状
- お腹の右上部分の痛みやしこり(肝臓がん)
- お腹が張ってカエルのようにふくらむ(肝臓がん)
- 「肝炎」:カキ二枚貝、性行為、針刺しなどによるウイルス感染、過度の飲酒
- 「肝臓がん」:肝炎や肝硬変の悪化。他の臓器のがんの転移
胆嚢内で石ができたり(胆石症)、炎症が起きたり(胆嚢炎)、悪性腫瘍ができるもの(胆嚢・胆管がん)。
【主な症状・特徴】
- 食事後の"みぞおち"から右わき腹にかけての急な激痛。痛みは右肩や右背中まで響くことが多く、時には胸や腰にまで及ぶ
- 発熱、寒気、吐き気、疲れやだるさ
- 眼や皮膚や体液が黄色っぽくくすむ(黄疸)
- お腹の張り(胆石症)
- 白い便(胆石症)、赤色や黒色の便(胆嚢がん・胆管がん)
- 食べ過ぎ、脂肪の摂り過ぎ、肥満、ストレス、不摂生、体質などが原因で「胆石」ができやすく、胆石があると胆嚢炎や胆嚢がん・胆管がんになりやすい
関連項目
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