肝炎で痛むケース

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肝炎とは(症状・原因・治療)

背中の痛みを引き起こす可能性のある病気の一つに「肝炎(かんえん)」があります。
ここでは背中の痛みとの関係を交えながら解説します。

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1.肝炎が疑われる症状

背中の痛みのほかに、以下のような特徴や症状が見られる場合、肝炎が発症している可能性があります。

肝炎の症状はかぜににている



  • 背中の右側が痛む
  • 熱がある
  • 全身がだるい、食欲不振、吐き気、嘔吐
  • 眼、皮膚、体液が黄色っぽく変色する(黄疸)

肝炎の症状は「風邪」にとても良く似ています。上記の症状も必ず現れるものではありません。

急性の肝炎の症状は軽いものから重いものまで様々です。
軽度なら風邪程度の症状で、安静にすれば数ヶ月で自然治癒します。しかし急激に大量の肝細胞が障害を受けた重度のものは「劇症肝炎(げきしょうかんえん)」と呼ばれ、肝硬変などの高度の肝機能障害、意識障害、消化管出血、脳浮腫DICなども併発する大変危険な病気です。

2.肝炎・急性肝炎とは 〜 原因と特徴

肝炎とは、何らかの原因で肝臓に炎症が起きている状態のことです。肝炎の中でも感染から発症までの期間が短い急性のものを急性肝炎といいます。

肝炎の原因には大きく、「ウイルス性のもの」、「アルコール性のもの」、「免疫性(めんえきせい)のもの」などがあり、日本ではウイルス性のものが約80%を占めます。

牡蠣による肝炎感染

ウイルス性肝炎は、 感染するウイルスの種類によってA型〜G型肝炎、及びTT型肝炎に細かく分類されます。主な感染経路は、「ウイルスに汚染された食物を生や加工不十分な状態で食べる(カキ二枚貝などが多い)」、「肝炎患者との性行為による感染」、「針刺し事故」、「母子感染」などです。

アルコール性肝炎はアルコールによって引き起こされるもので、患者はアルコール依存症でるケースも多いです。 肝臓に脂肪が蓄積することで起こる「非アルコール性脂肪性肝炎」もあります。

免疫性のものは「自己免疫性肝炎」といい、免疫システムの異常により、肝臓に傷害が起こります。中年以上の女性に多く見られます。

◆慢性肝炎について

肝炎から肝硬変、肝臓がんへの病状進行

肝炎の中でも特にB型・C型肝炎ウイルスに感染したり、アルコールを原因とする肝炎を患った場合、肝炎がなかなか完治せず長期化して、慢性的な肝炎(慢性肝炎)となるケースが多く見られます。

慢性肝炎になると肝臓の炎症が長く続くことで徐々に肝細胞が壊れてゆき、肝機能が低下して、「肝炎」→「肝硬変」→「肝臓がん」という順序で肝臓疾患が悪化していくため注意が必要です。

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3.診断・治療・予防

診断は主に血液検査によって行います。
その結果、各種数値の異常やウイルス感染が発見されれば、肝炎の種類や症状に応じた治療を行います。

症状が軽度なら、栄養補給、十分な睡眠、規則正しい生活によって自然に治癒するのを待ちます。

症状がある程度進行していれば更に薬物療法も行い、重度の場合は入院して安静にしながら治療を行います。

定期健診・人間ドック

肝炎は初期の症状が軽い、または全くないことが多く、風邪にもよく似ているため、ある程度症状が進行してから病院で診察を受けて病気に気づくことが多いです。
自然に治ることも多いですが、重症化を防ぐためにも定期的な健康診断や人間ドックは欠かさないようにしましょう。


4.その他

【受診科】

  • 消化器内科/消化器外科/消化器科/内科

【背中の痛みを生じる肝臓の病気・障害】

  • 肝臓がん

【肝炎が原因で起こる病気(合併症)】

  • 肝硬変などの高度の肝機能障害、脳浮腫、DIC
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